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当社の考え

ブログ

2023.04.27

顧問先のご支援

皆さん
こんにちは。


本日、

午前中は、顧問先の会社様の、

午後イチで、ご支援先の飲食店様の、

事業計画の作成支援でした。




事業計画作成の重要なポイントは、以下の3つだと実感しました。


1. 社長自身の言葉で申請書・計画書を作ること


2. 実行力(ヒト・モノ・カネ・コト)が揃っていること


3. 2.の根拠と一貫性




最低限、これは必要条件ですね。




さて、具体的にお伝えすると、


1. 社長自身の言葉で申請書・計画書を作ること

補助金の申請などでも、同じなのですが、

やはり

「ご自身で考え」

「ご自身で調べ」

「ご自身で書く」

と、数字にも根拠や納得性が高まりますし、

何よりも、ご自身で、


「自社の将来の”あるべき姿”」


が見えてきやすい、


と言うのが大きいと思います。


ぜひ、ご自身で、


しっかりと時間を取って、


取り組まれることをお勧めします。


そして、出来上がった

「事業計画書」

は、ぜひ、一度金融機関へ見せてみてください。

これは、結構、効果的な時が多いです。




ただ、社長の時間は、

とても貴重です。

この作業ばかりでは、

本業が疎かになることもあります。

私の感覚ですと、

ある程度、数字に慣れている社長で、


数時間、


慣れていない社長だと


コンサルタントや税理士先生の

アドバイスを受けながら、

5日間くらいは

必要ではないか、と思います。


2. 実行力(ヒト・モノ・カネ・コト)が伴うこと

これも、とても重要です。

特に

「ヒト」

よく「こんな人材がいたら・・・」

と言われる社長がいらっしゃいます。

ある程度の費用を払えば、

多分採用できます。

でも、本当に採用して、

使いこなせるでしょうか?


社内に「適材適所」は、あるのでしょうか?


採用しても、


すぐに辞めてしまうケースも多いのではないでしょうか。


まずは、社内のインフラを整えることや、


「カネ=現金」を作ること、


「モノ=商品や設備など」を充実させること


「コト=必要な情報」を集めることを、


優先して取り組む必要があるように思います。


そして、


「今こそ”ヒト”が必要だ」


となった時、


ある程度の中途採用であれば、


会社の規模にもよりますが、


最低でも2-3人単位での採用・入社、


新卒であれば、5人以上での採用・入社


を行う必要があると思います。


なぜか?


「同期」と言う、


「見えない繋がり」


が、


「退職の抑止力」


になることが多い、からです。


私のご支援している旅館でも、


1人を採用すると、


「翌日には、辞めていた」


なんて言うこともあります。


しかし、ある程度、計画的に、


そして


「入社時対応をしっかり行う」


ことで、退職はある程度、


避けることができます。


少なくとも、


3人同時採用したら、


2人は残る、


ことが多いように思います。


3. 1.と2.の一貫性について


まあ、当たり前と言えば、


当たり前なのですが、


「計画と行動が一致している」


と言うことですね。


設備投資や人財採用が、


事業計画のスケジュールとずれていたり、


経費に反映されていなければ、


その事業計画は、


「考えられた事業計画」


とは言い難いでしょう。


このあたりは、


やはり、何回も、ご自身で作成することで、


慣れてきますし、


精度も高まってきます。


まずは、


「事業計画を作ってみる」こと


が重要なのではないでしょうか。


私は、


補助金申請のご支援を、


持続化補助金や


ものづくり補助金が


始まった頃から行っていますので、


おそらく1000以上の企業の、


事業計画の作成のお手伝いをしてきたと思います。


やはり、


「事業計画ができたとき」


「補助金の申請が完了したとき」


に、社長から、


「事業計画を作成して、自社の将来が少し見えたよ」


「補助金申請して、もちろん採択してもらいたいけど、
不採択でもいい。すごくいい計画が作れて、
やるべきことが見えた」

などのお言葉を頂戴することが、とても多いです。


コンサルタント冥利に尽きます。


ぜひ、このVUCAな時代、


将来が不安定で、柔軟な対応が求められる時代だからこそ、


「しっかりとした目的目標を定めて」

「道筋(事業計画)を描き」

「やるべきことを明確にする」

ことで、10年後、20年後も生き残る企業を

目指しましょう!

ではまた。