2023.04.25
イルカとアシカのショーを見て

みなさん、
こんにちは。
ホテル旅館コンセルタントの坂本です。
先日、水族園にて、
アシカとイルカのショーを見ました。
見事なジャンプや、愛くるしいパフォーマンスなど、
動物たちが繰り広げるエンターテイメントに、
ひとときの安らぎを感じました。
で、ブログが終わると、「日記か!」と突っ込まれそうですので、
一応、「人材活用」と絡めて、今日は、ブログを書きたいと思います。
さて、
アシカは、なぜ様々な芸をしてくれるのでしょうか?
調教の方に話を聞いたわけではありませんので、
あくまで、私の想像ですが、
「エサが欲しいから」
であると考えています。
芸が成功すると、魚のエサを与えてもらえる。
これの繰り返しにより、
「この芸をして、こんな風にすると、エサがもらえる」
と言う刷り込みができているから、だと理解しています。
続けて、イルカのショーも見ました。
基本的には、アシカと同じだと思うのですが、
イルカは、人間より知能が高いので、
アシカと同じではない、のではないか、と考えます。
つまり、
「エサ + 何か」が必要なのではないか。
つまり、それは、
「エサ + 褒める」ではないか、と考えました。
「褒めること」と、
そして、
期待通りできなかった時に、
「叱る」
であったり、
「労う」
と言うようなことが必要になってくるのかと思うのです。
つまり、
あなたが経営者で、
従業員さんを活用する際に、
その従業員さんが、
「アシカ型」
なのか、
「イルカ型」
なのか、
は、結構重要な要素になってくるのではないか、
と考えてみました。
アシカ型
= 毎月生活に必要な給料を与えることで、
そこそこのパフォーマンスを見せてくれる社員
イルカ型
= 毎月生活に必要な給与に加えて、
褒めたり、叱ったり、労ったりすることで、やる気を出してくれる社員
がいるのではないか、
と考えたわけです。
馬もそうですが、
競走馬は、
「走る」
ことが本能的に植え付けられています。
そこに、
「一番にゴールしたら(レースに勝ったら)、
エサもたくさんもらえて、
褒めてもらえる」
と言う要素が加わることで、
競馬は成り立っているのかな、と思います。
これは、イルカや馬の知能が高いからです。
アシカは、上記の2つの動物に比べると、
知能は比較的低く、より単純です(たぶん)。
そして、人間も、そこそこ知能が高い動物ですので、
イルカや馬と同じように、
「エサ」
「褒める」
「叱る」
「労う」
と言うような行為が、経営者や管理者に必要なのかと思います。
「怒る」
などは、必要ありません。
さて、経営者の皆さん、
どうでしょうか?
従業員の皆さんを、
上手に褒めて、やる気を出させていますか?
「叱る(何が良くて何が悪いか論理的に説明すること)」
ではなく、
「怒る(感情のままに発言すること)」になってませんか?
「労う(期待通りの結果にはならなかったが、努力を評価する)」
ことを忘れていませんか?
そして、
期待通り、あるいは、期待以上の結果ができた時に、
「褒める」
ことを意識していますか?
日本人は、特に年配の男性は、
この行為は、あまり上手ではありません。
理由の一つとしては、
「自分が上手に褒められたことがない」
から、だと言われています。
だから、「やらなくて良い」
と言う理由にはなりません。
本気で、従業員の皆さんに、
やる気になって業務を行っていただくには、
上記のスキルは、必須のスキルです。
さらに、
「アシカ型」だからと言って、
ずーっと、同じエサ(給料・福利厚生など)で、
同じ量(金額・条件)だと、
やる気を無くしてしまうかもしれません。
違うエサを与えたり、
時に、量を増やしたり・・・。
イルカとアシカのショーをみて、
そんな「人材活用」を考えました。
まあ、昭和の経営者は、
ほとんどが、
「アシカと同じ目線で物事を捉えて、感情のまま判断している」
方が多いので、
なかなか、「経営者」として、
上手な人材活用や、経営ができている方は少ないようです。
一度、意識してみてください。
するだけで、従業員のやる気が、
劇的に変わってきます。
最後まで、お読みいただいて、
ありがとうございました。
こんにちは。
ホテル旅館コンセルタントの坂本です。
先日、水族園にて、
アシカとイルカのショーを見ました。
見事なジャンプや、愛くるしいパフォーマンスなど、
動物たちが繰り広げるエンターテイメントに、
ひとときの安らぎを感じました。
で、ブログが終わると、「日記か!」と突っ込まれそうですので、
一応、「人材活用」と絡めて、今日は、ブログを書きたいと思います。
さて、
アシカは、なぜ様々な芸をしてくれるのでしょうか?
調教の方に話を聞いたわけではありませんので、
あくまで、私の想像ですが、
「エサが欲しいから」
であると考えています。
芸が成功すると、魚のエサを与えてもらえる。
これの繰り返しにより、
「この芸をして、こんな風にすると、エサがもらえる」
と言う刷り込みができているから、だと理解しています。
続けて、イルカのショーも見ました。
基本的には、アシカと同じだと思うのですが、
イルカは、人間より知能が高いので、
アシカと同じではない、のではないか、と考えます。
つまり、
「エサ + 何か」が必要なのではないか。
つまり、それは、
「エサ + 褒める」ではないか、と考えました。
「褒めること」と、
そして、
期待通りできなかった時に、
「叱る」
であったり、
「労う」
と言うようなことが必要になってくるのかと思うのです。
つまり、
あなたが経営者で、
従業員さんを活用する際に、
その従業員さんが、
「アシカ型」
なのか、
「イルカ型」
なのか、
は、結構重要な要素になってくるのではないか、
と考えてみました。
アシカ型
= 毎月生活に必要な給料を与えることで、
そこそこのパフォーマンスを見せてくれる社員
イルカ型
= 毎月生活に必要な給与に加えて、
褒めたり、叱ったり、労ったりすることで、やる気を出してくれる社員
がいるのではないか、
と考えたわけです。
馬もそうですが、
競走馬は、
「走る」
ことが本能的に植え付けられています。
そこに、
「一番にゴールしたら(レースに勝ったら)、
エサもたくさんもらえて、
褒めてもらえる」
と言う要素が加わることで、
競馬は成り立っているのかな、と思います。
これは、イルカや馬の知能が高いからです。
アシカは、上記の2つの動物に比べると、
知能は比較的低く、より単純です(たぶん)。
そして、人間も、そこそこ知能が高い動物ですので、
イルカや馬と同じように、
「エサ」
「褒める」
「叱る」
「労う」
と言うような行為が、経営者や管理者に必要なのかと思います。
「怒る」
などは、必要ありません。
さて、経営者の皆さん、
どうでしょうか?
従業員の皆さんを、
上手に褒めて、やる気を出させていますか?
「叱る(何が良くて何が悪いか論理的に説明すること)」
ではなく、
「怒る(感情のままに発言すること)」になってませんか?
「労う(期待通りの結果にはならなかったが、努力を評価する)」
ことを忘れていませんか?
そして、
期待通り、あるいは、期待以上の結果ができた時に、
「褒める」
ことを意識していますか?
日本人は、特に年配の男性は、
この行為は、あまり上手ではありません。
理由の一つとしては、
「自分が上手に褒められたことがない」
から、だと言われています。
だから、「やらなくて良い」
と言う理由にはなりません。
本気で、従業員の皆さんに、
やる気になって業務を行っていただくには、
上記のスキルは、必須のスキルです。
さらに、
「アシカ型」だからと言って、
ずーっと、同じエサ(給料・福利厚生など)で、
同じ量(金額・条件)だと、
やる気を無くしてしまうかもしれません。
違うエサを与えたり、
時に、量を増やしたり・・・。
イルカとアシカのショーをみて、
そんな「人材活用」を考えました。
まあ、昭和の経営者は、
ほとんどが、
「アシカと同じ目線で物事を捉えて、感情のまま判断している」
方が多いので、
なかなか、「経営者」として、
上手な人材活用や、経営ができている方は少ないようです。
一度、意識してみてください。
するだけで、従業員のやる気が、
劇的に変わってきます。
最後まで、お読みいただいて、
ありがとうございました。