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2022.04.12

"優秀な”経営者とは。

こんにちは。

ホテル旅館専門コンサルタントの坂本です。


マネージャーのことも書いたので、


最も大切な、



「経営者」



のことも書いておきます。



中小企業診断士として



15年、



2000社以上の経営者とお会いして



1000社以上の経営状況を聞き、



500社以上の会社へご支援をしてきました。



法人化して、


コンサルティングビジネスを始めて


7年


100施設以上の


ホテル



旅館



などの



経営者ともお会いしてきました。



10社以上の



ホテルの


総支配人





支配人


を、務めること


5年


ありがたいことに、


本当に、


数多くの経営者の方と



お会いしてきました。



その経験の上で、



まず、


組織や会社の


小さい大きいに関わらず、


日本外国も問わず、


その組織が、


「機能しているかどうか」


は、


「すべてトップの采配」



です。




言い換えると、



「赤字も黒字もトップの責任」




ハッキリ


断言できます。




残念ですが、


7割くらいの経営者は、



「この自覚がありません」



場所が悪い



人材がいない



お金がない



では、



その原因は?



どうして、今のような状況になってるのでしょう?


そのビジネスを始めたのは?



儲かると思って始めたのではないのですか?



「家業だから」



「自分は2代目だから」



この時点で、



もう、



「経営者の自覚なし」



経営者としては、失格です。



まずは、



「経営に関する責任は、良いも悪いも全て経営者にある」



という「自覚」を持つことが、



「優秀な経営者」への第一歩です。



でも、なかなか難しいんですよ。


正直に言うと、



「できないのがわかっているので、人を代える」



「できるように、ショックを与え、人を変える」




のどちらかしかありません。



しかも、



後者の

「ショック与える」

は、人為的なショックでは、

ほとんど効果がありません。


ですから、


実質は


「人を変えるのは無理」


と言うことになります。

そのため、


今、国も、


「事業承継」


を積極的に進めています。



大切なことなので、


もう一度書きますね。




「人は変わらない。人を代えるしかない」




と言うことです。



セミナーで講師をさせていただく機会も、


多々あります。


セミナー後に、


何人かの経営者の方から、



「前にも、同じようなコンサルタントが、


同じような話をしていたよ」



とお言葉を頂戴することがあります。



私からすると、



「いろんなコンサルタントが、同じことを言う」



と言うことは、



「それは、経営にとって、とても大切なことなんだ」


と言う発想にならないのかな、


と言うことです。


また、逆に、


「始めて聞いた話ばかりですが、本当ですか?」


とお言葉を言われることもあります。



「あなたは全知全能の神様ですか?」



と聞きたくなります。



ここまで、書いて、



結論を言うと、


「優秀な経営者」は、


日本には、ほぼ、いません。



では、400万社ある大企業から中小零細企業の



経営者は、一体、なんなのか?



ざっくり言えば、



5%:優秀な事業家


25%:サラリーマン経営者


25%:職人経営者


25%:ダメ経営者


20%:ダメ経営者にすら入らない経営者モドキ



と言う感じでしょうか。



なぜなら、


冒頭に申し上げて「自覚」のある経営者は、


20%もいません。



リーダーシップの最低条件である

「夢」

「目標」

「目的」


などを明確に示せる経営者も、


20%もいません。


政治も含めてそうですが、



「経営者のいない国、ニッポン」



なわけです。



でも、これは、チャンスです。



つまり、


自覚と夢があれば、


「優秀な経営者」になれるチャンスが、


日本中に転がっている、


と言えます。



さて、こうやってみると、


”優秀な”経営者にとって、



日本には、



まだまだ、チャンスがありそうですね。