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2022.04.01

ホテルの新規参入 ② 頭の切り替え、について

こんにちは。


ホテル旅館専門コンサルタントの坂本です。



さて、今回は、


ホテルへの新規参入の事業者様に


是非とも読んでいただきたい、


「頭の切り替え」


についてです。



日本人は、


元々


「根回し」





「事前準備」


などが、得意な国民性を持っていました。


これは



「村社会」



であるが故に、


しっかりと


「周りを固めてから、ことを進める」


と言うことが、自然と身についていました。



ところが、



この30年間、



「糸の切れた凧」



のように、何も基準のないまま、



漂う世代が増え、



たまたま、


「情報商材」



や、



「IT関連」



でメディアに取り上げられる方々が増えたため、



「根無草のような、場当たり的な」ビジネスが、



増えてきたように思います。




この流れの中で、



10年20年を見据えた



「中国人」に、



文化ごと買われていっている、



状況が続いていました。


そろそろ、


「落ち着いてビジネスに取り組みませんか?」


しっかりと、




「事前準備を行い」




「30年先を見据えて」




「本当に必要な、世の中にあるべきビジネス」




を目指しませんか?




「目先のお金」


も、もちろん大切ですが、



そろそろ


「本質」


を見据えてビジネスを行いませんか。



ただし、


大変申し訳ないのですが、



年齢で全てを切り分けるわけではありませんが、



50代以上の方は、


「もう、頭の切り替えは、できない」


です。


経営者であれば、


自分が退いて、


20代30代に任せることを、



「真剣に検討してください」





「頭の切り替え」



とは、



「自分の頭を切り替える」



ことではなく、




「経営トップを交代する」



と言うことです。



私自身40代後半ですが、



「すでに、老害である」



と言う認識を持って、


経営者へのアドバイスを行っています。



50代60代70代などは、



言わずもがな。



「たまに良いことも言うかもしれませんが、


基本的には”老害”です」



と言う認識をご自身でお持ちになり、




「早々に、若手(20代30代)に道を譲る」



と言うことを



「実践・実行してください」



なぜでしょうか?



それは、


「経験の差」


です。



60代・70代の方々は、


「20−40代を、昭和高度経済成長・
バブル終焉の時代で過ごした」方々です。


今思えば、きっと


「良い時代だった」と思います。


携帯電話もなく、パソコンもなく、


そんな時代の成功体験が通用するほど、


今の時代は、甘くない、ですし、


基本的には、


「言われたことをやってれば、業績は伸びた」時代


です。


今の時代に通用するほど自分を研鑽した人材は、



「ほんの一握り」



でしょう。



50代は、


よく言われていることですが、


20代で


「バブルの絶頂で就職した世代」



です。



羨ましい限りですが、



今となっては、



「ただの自慢話」



でしかありません。


分不相応な条件で、


自信ばかりで、


実際に「できる」人材は、


本当に少ないようです。


バブルと同じく、


「栄華」と「虚勢」で成り立っている世代


と言うのが私の感想です。


40代は、


氷河期世代、


と言うことで、


「いつまでも下っ端」世代


です。


後輩を育てることもなく、


責任ある仕事につくこともなく、


「成功体験が極端に少なくなる世代」


です。


つまり、


40代も含めて、



これ以上の世代に、



「今の日本を、違うステージへ持っていける」



人材は、



「いない」



と言うことです。



昔から言われている、


「よそもの」


「わかもの」


「かわりもの(バカもの)」



こそ、今の時代に求められているのでしょう。



そして、


ここに、



「おんなもの」


が加わります。



どうなるか、は、


わかりませんが、


今このままの流れで、


日本が進み続けるよりは、



「はるかに希望がある」



と考えます。





さて、そうなると、



「高齢者が、巷に溢れます」



2つ提案です。



まずは、



「消費を盛り上げるために、今まで頑張った分、遊んでください」



と言うことです。



そして、もう一つは、




「自分達は、アクセルではなく、ブレーキになった」



と言う、



「頭の切り替え」



をしてください。




「もう馬車馬のようにはたらなくて良い」のです。



でも、アクセルを踏みすぎている若手がいれば、



「ブレーキ」として、適切なタイミングで、


「適切なアドバイスができる存在」



になっていただきたいのです。




ぜひ、



「頭を切り替え」てください。